2019年2月26日火曜日

テキレボ8お知らせ

 とんでもなくご無沙汰しております。藤枝です。


 あけてましておめでとうございました。今年初めてのブログ更新です。去年もまるっきり更新しませんでしたね。
 寄稿させていただいたことを書くぞ〜と思っていたものの、気づけば下書き状態のまま残ってます。無念。せっかくなのでちょっと書き足して投稿したいです。


 さて本題です。夕暮れガーネット3/21(木・祝)の第8回Text-Revolutionsに出店いたします! ブースは【C-20】です。
 最後のイベント出店が2016年春の文フリ東京なので、ほぼ3年の沈黙を破っての参戦となります。そんなたいそうな感じじゃないです。沈黙を破るといっても指の先で穴を開けるくらいです。

 ↓頒布予定のものは3種類です。リンクのある作品はカクヨムにて丸ごと読むことができます。
 webカタログにも以下とほぼ同じ情報が載っております。


①新刊/再録集『春の夜のステラビナリア』
 文庫判/86ページ/300円/ジャンル色々


 2014年から昨年までの間に、合同サークル誌で書かせていただいたり投稿サイトや無配に載せたりした8編を集めました。数年間の進化の記録といえるかもしれません。書き下ろしを加える気満々だったけどダメでした。ごめんなさい。
 ステラビナリアとは? というお話はあとがきに書いております。

 〈収録作品〉
「ステラと終章」
 現代/冬、先輩と私の届かない物語

「ブラチスラヴァで三時間」
 旅行記/6年前にスロヴァキアに行った時の話

「デュアル・ブルー
 SF百合/戦うヒーローとカフェ店主の話

「遠き歌声」
 ファンタジー/風と喪失

「魔法使いの話」
 ファンタジー/ “青百合がいたらそっと逃げるんだよ”

「カシー・ルルーとの燦たる午後」
 ファンタジー/きみは鏡の中で宝石を嚥下する

「ウヴァークの竜の話」
 ファンタジー/竜・靴・怒り

「ロスト」
 現代/美術館・鍵・息苦しさ
 

②既刊『スピラーレ』
 文庫判/70ページ/300円/ファンタジー



 テーマは「滅び・風・旅」。静かで澄んだ掌編5つを収録しています。西洋風異世界の一地方を舞台に、人々がお出かけしたり芋を食べたりします。剣と魔法は微量、アクションは皆無です。弊サークルで初めて制作した本です。
 タイトルはイタリア語の動詞spirareです。「風が吹く」や「死ぬ」という意味です。雰囲気重視文法無視で原形をタイトルにしました。綴りを変えてspiraleだと「螺旋」になります。スパイラル!

〈収録作品〉
「ホーフレアにて」
 山間の町にやって来たヨアン。深い緑の瞳をもつリッケと出会うが……

「冬をこえて」
 疫病に村を襲われ家族を失ったルーカは、“魔法使い”と呼ばれる隠者の噂を聞いた。

「晩夏の手向け」
 剣士のゾントと楽師のビノエ、兄弟が出会った過去と幻。

「星影の標」
 古に紡がれた聖なる言葉を探し、ミシュカは小さな旅に出る。

「春へゆく風」
 薬を売って旅をするメアリアと先生はサンゲルジュという町に着く。 


③無料配布『ひづめだより vol. 3』
 A5/4ページ

 制作中。表紙・見開き短編・近況報告の三拍子でお送りするペラッとしたやつです。


 以上、頒布予定のラインナップでした。「無配だけもらっちゃうぜ」という方も大歓迎です! ブースの目印はブタです。過去のイベント感想記事を見ていただけると様子が分かります。
 弊サークルっていう呼び方、長い。

 twitterでも随時情報を発信していきます。チェックのほどよろしくお願いします〜。
 ではでは!