2021年12月13日月曜日

ボキたちの2021と2022の話

 時々行っていたポキ丼のお店がつぶれてしまって悲しいです。そしてブログを書かなさすぎてテンションが定まりません。ということで2021年の創作活動を振り返ります。

【書き上げたお話】
 SF(だと思っている)/約3,800字

・「東風(ひがしかぜ)」(仮題)
 季節が“まだある”町のヴィクトリア朝風 FT/約6,600字/未公開

 『太承錦府オペラ・オクルタ』第1幕/約17,500字

 『太承錦府オペラ・オクルタ』第2幕/約9,900字

 魔法もりもり西洋風FT/約31,000字/企画「ノベルバー」参加

・仲間内の企画で書いた短編
 トンチキ現代FT/約10,400字/未公開

・寄稿予定の短編3本
 合計約7,000字

 まあまあやれた気がする!!! という実感がみなぎっています。
 去年は「ぜ、全部ファンタジーだ〜!(ずげーん)」(引用)な上に同じような路線が多かったので、今年はジャンルも毛色も少しはばらけてよかったです。特にトンチキ現代FTは2021年らしい事物を織り込めたので楽しかったです。そのうちどこかに載せる予定ですよ。

 自分でも驚いているのが大正時代風オカルト譚こと『太承錦府オペラ・オクルタ』(以下、『太オペ』)。レトロな通りを歩いている時に「大正時代の話を書きたくない?」となったのが発端で、どこかの時点でオカルト要素が混入しました。現時点で5幕分ぐらいの筋書きを思いついています。飽きないうちに一区切りまで書けるといいな。

 舞台は太承(たいしょう)時代の某国ですが、明治〜大正の諸々からお借りしてるものがあるので、元ネタもどこかでまとめたいと思ってます。いつか本にした時の巻末資料とか……考えるのは自由。

 『歪樹のスフェン』は前々から考えていた、魔法が接木された人の話です。『太オペ』からがらっと変えてファンタジーを書きました。変えすぎたので自分を含めて何人か振り落とされました(?)。そして憧れの企画「ノベルバー」に参加できてとても嬉しい! 平日の空いた時間にエピソードごとに書きたいネタや使いたい文章をぽちぽちメモし、休日にまとめていました。お題あり・ひと月で30,000字のハイペース等々チャレンジが盛りだくさんでしたが、なんとか完走できました。

 ごりごり書いてた時のメモが残っていたので賑やかしと記録を兼ねて載せてみます。致命的なネタバレはありませんが、何も知らない状態で本編を読みたい方はスルーのほどお願いします。




 そして寄稿予定の3本については、来春あたりに寄稿先からアナウンスがあると思うので、その時に改めてお知らせしたいと思います。テーマは「鏡」ですよ!


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 でもって来年の動きですが……

 5/29(日)第三十四回文学フリマ東京に出店します!

 既刊『スピラーレ』『春の夜のステラビナリア』の他に、新刊として推敲・加筆した『歪樹のスフェン』を用意する予定です。よんどころない事情で欠席やなんやになったとしても、『スフェン』はこのタイミングで本にしたいなあなどと思っています。

 イベントに出店するのは2019年のテキレボ以来3年以上ぶりになります。だいたい2〜3年おきに参加してる気がしますね。もう何もかも忘れました。忘れてないです。



 先ほど書いたとおり、今年はまあまあやれたという実感があるのですが、まだまだやりたいという気持ちが強いです。とはいえ燃え尽きてもアレなので、来年もやりすぎない程度に健やかに爆走したいです(力こぶの絵文字)。