2023年9月16日土曜日

文学フリマ大阪11感想

阪急三番街の位置に自信をもてない。藤枝です。
今回は9/10(日)に開催された文学フリマ大阪11の感想をちょびちょび書きます。
前回の感想を見返して、「書きたいことだけ書いてるから飛び飛びで読みづらいな…」と思ってます。)


●設営までのこと
今まで都内のイベントのみに参加してきた弊サークルですが、「そろそろ見てみるか…“外”ってやつを…」ということで、ちょうど出店募集中だった大阪に申し込みました。大阪は縁の深い土地なので出店できてとても嬉しいです。

せっかくなので前泊し、当日は京阪で天満橋駅に到着。「快速特急「洛楽」って乗っていいの?!?!?!」とか思いながら結局は準急に乗りました。準急ってなんとなく関西に多いイメージがあります。

たしか10時過ぎに会場のあるフロアに着いたんですが、オープン1時間前なのに一般入場の待機列ができてるし、サークルの入場列はフロア中をにょろにょろしてるしで、隣に並んでた方と驚き合ってました。曰く前回の大阪とは比べ物にならない人出だそうです。
列はスムーズに動いていたので、ブースまでは10分ちょっとで済んだと思います。

なんとなくもたもたしながら設営し、あとは見本誌を置きに行けば終わる…というところで、開場時刻の前倒しに伴い移動できなくなりました。が、開場直後のお買い物ついでに何食わぬ顔で置きました。(本当に何食わぬ顔をできていたのか?)
そういえば、机と机の間隔が体感数センチだったので、席側と通路側との行き来は島の端っこでやってました。こういうところも会場によって違うんですね。


今回のブースです。右半分がすごい密度ですね。途中からおしながきをもっと手前に置き、無配を机の真ん中あたりにずらしました。
前回からの変更点といえば、写真右下の細長いブタが増えました。もとい復帰しました。たまの遠征なのでにぎやかしということで。それと、見本に貼っている「SAMPLE」のマステを薄い色に変えました。すっきり見やすくなったと思います。


●頒布のこと
ありがたいことに、頒布数が弊サークル歴代2位の多さとなりました。初出店の地でこの結果が出たのも嬉しいです。Twitterで見て買いに来たという方がちらほらいらしたので、やっぱり広告は打っておくものですね。広告のやり方ももっと模索していきたいです。

今回も『キューのエレジー』が好調でした。最新刊ですと宣伝したわけではなく、むしろ初心者向けではないと書いたのに不思議です。FT中心サークルで売れる“自称SF”、それはお蕎麦屋さんのカレー的なアレかもしれない(ものすごい適当言った)。
『キュー』は雰囲気もジャンルも異色なので弱腰になって印刷部数を減らした結果、想定以上のハイペースで旅立っていき、発行から4ヶ月弱で残り何冊もなくなってしまいました。具体的にはあと2〜3冊ですすぐにとはいかないと思いますが、増刷を検討しているので続報をお待ちください。

会場内をうろうろしていると、「無料のよければどうぞ〜!」と渡してくださる方が東京よりも多かったように思います。大学のサークルの新歓を思い出しました。
会場の広さやブースの数は自分にはちょうどいい気がしました。少ないわけじゃないけど、そこまであわてずにひととおり回れるボリュームというか。

ということで、ブースに来てくださった方、運営スタッフ・ボランティアの皆さん、ありがとうございました!


●文フリ前後のこと

新幹線に乗り移動する点P(pig)

どうせ前日入りするならどこか見たくない? ということで、同行者の提案で中之島の大阪市中央公会堂に行きました。1918年に竣工した建物は今も貸し会議室やホールとして現役で、展示室を中心に一部公開もされています。
大奮発して公会堂の地下1階のレストランでお茶をしました。展示室で見た平面図では、レストランの部屋にあたる場所には「女子酒場」「男子酒場」と書かれていました。昔から飲食用のスペースだったんですね。壁には床から何割かの高さまで白いタイルが張られていて、酒場にしてはちょっと殺風景にも見えたのですが、当時からタイルだったとすればこういうスタイルが流行だったのかもしれませんね。床も板張りではなかったのでお掃除しやすそうです。

文フリ撤収後は駅のスーパーでお弁当を買ってホテルで食べました。チキン南蛮&オムライスでした。翌日新幹線で遅くない時間に帰り着いたのですが、それでも体力がごりごりに削れました。まだ回復しきっていない気がします。最大HPを2桁にしたいですね。


●今後のこと
次回の出店は11月17日(金)〜20日(月)、ピクリエにて開催のオンライン即売会「紙本祭5」です。何かしら新しいものを用意したいと思っています。できるといいなあ。ちなみにデフォルトのアバターにブタがいるので使用待ったなしです。
文フリは、出るとすれば次は来年秋の東京かなとぼんやり考えています。考えてるだけでなんの計画もない段階です。

それでは!