2020年12月27日日曜日

俺たちの2020と2021の話

 2020年が終わるので、この1年の創作活動を備忘がてら振り返ってみます。2020年って一度過ぎたらもう来ないんですね。

【書き上げたお話】
・「燐の夜」
 イギリス風/約5700字/11月の文フリ東京にて頒布の『みのまわり vol. 4 燈』に寄稿

 美術もりもり分岐型/約25700字

 魔法もりもり/約47200字

・「夏の泉」(仮タイトル)
 イギリス風/約2300字/未公開

 ぜ、全部ファンタジーだ〜!(ずげーん)
 ぱっと見ると80,000字以上書いた感じですが、「紅蓮の氷華」は今年書いた分は10,000字ちょっとだと思います。「法悦の緑」も分岐の都合上けっこう文章が重複しているので、そこを除いたらまあまあ減ります。あとは断片を生産しました。

 「氷華」は完結できてよかったという思いでいっぱいです。ここ最近は何千字単位の短いものばかりだったので、展開のテンポや情報を出すタイミングが全然違ってひたすら難しかったです。

(なんでちょいちょい字数をクローズアップしているのかというと、遅筆の自覚があって、1年でどのくらい書いたかを気にしているからだと思います。)

 「夏の泉」は過去に寄稿させていただいたお話の過去編(めっちゃ過去過去してる)です。季節が“まだある”町に住む画家のヴィクトリア朝風ファンタジーです。このシリーズはあと何編か書けたら1冊にまとめたいと思っています。


【書きたいお話】
・歪な魔法が接木されちゃった人の話
・夏のはじめの百合風味現代SF
季節が“まだある”町に住む画家のやつ
・スーパー戦●的なヒーローもの連作
・魔物と人間の結ばれない話
... and more!!(?)

 どれも構想を練りはじめていて、最初に書くのは接木のやつかなという気がしています。画家以外は10,000字を超えそうな気配があります。ヒーローのなんかは、キャラの掘り下げも大筋の展開も番外編も…などと本家ばりにやっていると途方もないボリュームになりそうなので、書きたいところから気楽にやれればと思っています。この話は書く前の設定を綿密に、そっちの話は最低限決めて後は書きながら詰めていく、などなどやり方を色々試したいです。今のところ、どうしても書く前に力を入れて作り込もうとしがちなので…。

 あとですね、今年か来年、創作活動開始からおそらく20年になるようです。せっかくの節目なのにアバウトな感じが半端じゃないのは「あの頃書きはじめたな」といううっすらとした覚えしかないからです。今年はまあまあがんばった気がするので、来年も気合を入れていきたいです。丑。

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