2026年8月13日木曜日

文学フリマ大阪14に出店します

必死になって汗拭きシートで拭いてる間に汗をかきます。こんにちは、藤枝です。

今回は夏真っ盛りの時期に告知です。文フリ東京にはまだ少し早いですね。ということは……

弊サークルこと夕暮れガーネットは、
9/13(日)開催の文学フリマ大阪14@インテックス大阪2号館に出店します!
ブースは【に-25】。に、にこ……(ぎこちない笑み)

文フリ大阪は2023年以来の出店です。インテックスというと、展示場界の西の雄(国際展示場のライバル?)みたいなイメージがあるので楽しみです。出店数も前から増えてるんだろうなあ。
今回のおしながきはこちら。


ちょっと字を小さくして無配の情報を増やしました。あとここには載っていませんが、購入1回につき1枚しおりがついてきます。(×載っていない ◯元々載っていたが手直しするうちに消えた)

有料の頒布物は5種類すべて既刊ですが、『プロムナード』は大阪では初頒布となります。
また、無料配布も含めて取り置きを随時受付中です。ご希望の方はX(旧Twitter)のDM、メールなどでご連絡ください。
webカタログあわせてどうぞ。「気になる!」を押してくださっている方がいてにこにこ嬉しいです。

さて、頒布物ごとの紹介です。


①大阪初頒布『短編集Ⅱ プロムナード』



文庫判 82ページ 300円
再録短編集その2
ジャンル内訳:西洋風ファンタジー6・現代ファンタジー1・SF1

合同サークル誌で書かせていただいたお話や、投稿サイトに載せたお話など、2019年〜2023年ごろに書いた8編を収録しました。
長さは1編あたり1000字ちょいから何千字かぐらいです(最長は1万字ちょい)
軽く目を伏せるような、少し寂しいお話が多めです。また、あちこちにちょっとずつ美術要素があります。秋に向けてオススメの1冊です!

〈収録作品〉
●印がついたものは、タイトルのリンクから全文試し読みできます。

燐の夜
西洋風ファンタジー/燈・冬・別離

西洋風ファンタジー/春、旅立ちと禁忌

天秤通りの霊験
西洋風ファンタジー/画家が見た一陣の奇蹟

SF/命なき、しじまを愛す

西洋風ファンタジー/ボザンカ村の行進は有名で…

勇者の肖像
西洋風ファンタジー/とどめおくもの

現代ファンタジー/2021年の孤独と暴力

つまびき
西洋風ファンタジー/こんなところに森があっただろうか

 男は約束もなしに訪ねてきた。男と呼ぶには若く、村で成人の儀式を済ませたばかりのように見えた。多少名の通った先生方なら門前払いするだろうが、おれは男を迎え入れることにした。急ぎ描かねばならないものもなければ、子どもたちに教えに行く予定もなかったからだ。
(「勇者の肖像」)

短いお話をたくさん読みたい方は、再録短編集その1『春の夜のステラビナリア』もチェックしてみてください
(内容的に続き物というわけではないので、どちらから読んでもOKです。)


②『短編集Ⅰ 春の夜のステラビナリア』



文庫判 86ページ 300円
再録短編集第1弾
ジャンル内訳:ファンタジー4・現代2・SF1・旅行記1

こちらも、寄稿したものや投稿サイトや無配に載せたりしたものを集めた短編集です。2014年〜2018年ごろに書いたものが集まっています。(10年以上前……?)
切ない雰囲気のお話が多いです。すっきりハッピーなやつはほとんどありません。

〈収録作品〉
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。

現代/冬、先輩と私の届かない物語

ブラチスラヴァで三時間
旅行記/スロヴァキアに行った時の話

SF百合/戦うヒーローとカフェ店主の話

遠き歌声
西洋風ファンタジー/風と喪失

ファンタジー/“青百合がいたらそっと逃げるんだよ”

カシー・ルルーとの燦たる午後
西洋風ファンタジー/きみは鏡の中で宝石を嚥下する

西洋風ファンタジー/竜・靴・怒り

ロスト
現代/美術館・鍵・息苦しさ


③『スピラーレ』




文庫判 70ページ 300円
連作西洋風ファンタジー

穏やかで澄んだ、うっすらと翳りのある5編を収録。同じ世界の違う時代・違う場所の人々がうろうろします。
実は弊サークルで最初につくった本です。

※終売予定について※
在庫が残り10部未満となり、増刷せずに終売とする予定です。
今回、会場には在庫の一部分を持ち込み、残りは次のイベントや通販に繰り越します。取り置きも受付中なので、ご希望の方はX(旧Twitter)のDM、メールなどでご連絡ください。
なお、在庫と同じ数の取り置き依頼を頂いた場合は、その時点で終売となります。状況はXやこの記事でお知らせ予定です。

〈収録作品〉
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。

山間の町にやって来たヨアン。深い緑の瞳をもつリッケと出会うが……

疫病に村を襲われ家族を失ったルーカは、“魔法使い”と呼ばれる隠者の噂を聞いた。

晩夏の手向け
剣士のゾントと楽師のビノエ、兄弟が出会った過去と幻。

星影の標
古に紡がれた聖なる言葉を探し、ミシュカは小さな旅に出る。

春へゆく風
薬を売って旅をするメアリアと先生はサンゲルジュという町に着く。


④『歪樹のスフェン』



文庫判 110ページ 500円
魔法をめぐる優しめ西洋風ファンタジー
全文試し読みはこちらから

〈あらすじ〉
スフェンの魔力はある出来事を境に歪んでしまった。失意に倒れた彼は旅の魔法使いエリアのもとに身を寄せる。二人が過ごした秋の温かな物語。

 細かく書きつけた紙片をスフェンに渡しかけ、エリアが小さく声をこぼした。紙片に息を一つ吹きかけ、「失礼」と言って改めてよこしてくる。スフェンが受け取ると術が動きだした。どこまでが一文字かも分からぬ羅列が黒い丸に変じた後、細い糸にほどけて見慣れた文字をつくる。書きつけは〈のぞき〉に必要な品の一覧で、スフェンが授業で使ったことのあるものもあれば、植物か動物かさえ分からないものもあった。 

雨のち晴れ、穏やかな気持ちで読み終えられそうなお話です。
ちなみに、表紙にはマーメイドという紙を選びました。スケッチブックのようなざらりとした手触りがgoodです。


⑤『キューのエレジー』


文庫判 136ページ 500円
どんより暗い自称SF(舞台は現代)
全文試し読みはこちらから

〈あらすじ〉
恒樹はある日、異星人の旅行者をホストとして迎えることになる。九洞と名乗るその“ひと”は三年前に消えた後輩と同じ姿だった。暗く垂れ込める夏の物語。

「わたしは天の川銀河ではない、他銀河にある星から来ました」
 タギンガ、と恒樹は口に出した。
「小さくて、これといった特徴もないところです。それでも様々な規模で意見がぶつかります。一つの銀河に何千億もの恒星があり、その何割かに生命が暮らし、いくつもの共同体や宗教があると思えば、多少の意見の違いには鈍感になってきます――よくも悪くもですが。わたしの星でも、星を開くと決まった時はかなり混乱がありましたが、今はなんとかやっています。なので地球もきっと大丈夫だと思います」
「そうだといいですね。本当に」

ファンタジー中心の弊サークルにおいて異色の自称SF。蕎麦屋のカレー的な人気を誇っています。
読後感は全然すっきりしません。暗黒というよりは、夏のじっとりした暗さがあります。
ちなみに、表紙にはパールスノープラチナという紙を選びました。細かなきらきらが入っていてgoodです。


⑥無料配布『ひづめだより vol.11』

A5判 4ページ 無料

見開き短編とサークルの活動予定が載ったペーパーです。
8月上旬現在、短編の進捗は0文字です。(テテーン)
家のプリンタで印刷する親しみやすい味わい。
本は買わないかも……という方も、名刺代わりにお気軽に持っていってください!


当日までX(旧Twitter)を中心に宣伝していくので、よろしくお願いいたします。
9/13(日)、大阪でお会いできるのを楽しみにしています!それでは〜。

2026年7月12日日曜日

10周年イヤーが半分終わったよ

オオスカシバという蛾を初めて見ました。すかしてはいませんでしたが透けてました。
こんにちは、藤枝です。

今回は珍しくじっとりした時期にブログを更新します。というのも、弊サークルこと「夕暮れガーネット」が今年で発足10周年なので、いつもよりちょっとは活動しておくかという気になったからです。

ただ、これといったトピックもないので、ひとまず上半期を振り返ることにします。活動記録って1ヶ月ごとぐらいの間隔で書かれている方もいますよね。尊敬します。

1月
2024年12月の文学フリマ東京39にて無料配布したお話をカクヨムで公開しました。
始まりを感じさせる雰囲気の西洋風ファンタジーです。

2月
・「ふらっとぺらっと page6」参加
福岡は天神のブックカフェ+web通販のイベントに初参加させていただきました。委託販売自体が初めてだったのですが、運営の皆さんの分かりやすいご案内もあり、戸惑うこともなく終始楽しかったです。カフェメニューがどれもおいしそうだったので、今度は現地で頂きたいなあ。

・『ひづめだよりvol.10』配布
「ふらっとぺらっと page6」に向けて制作し、委託する本にくっつけて送り出しました。無料配布ペーパーの記念すべき10号めです。書き下ろした短編は「楽師たち」。『歪樹のスフェン』と世界観などを共有する西洋風ファンタジーです。暗くないので、さっぱりした気分で読めると思います。

3月
・みのまわりInstagram短編「花束」参加
毎月開催されている企画に、現代を舞台にしたお話で参加させていただきました。複数の執筆者が同じテーマ(今回は「花束」)で書くので、テーマに対する色々な視点や解釈に毎回はっとすることがあり、読んでも書いても楽しい企画です。

4月
「これです!」と紹介できるものはないですが、書いたり読んだりしていました。
何を読んでたかな。『花物語』の下巻かな。

5月
先述の2月の無料配布ペーパーに載せた短編をカクヨムで公開しました。

・長編になりそうなものを考える
10年以上前に少し書いて止まっていたお話があり、要素を足して動かせそうな気がしてきました。

6月
・長編になりそうなものを考える つづき
まだまだ考えていました。追加要素の部分が肥大化しそうで、もともとのお話がぼやけないようにしたいなと思っています。

・文披31題に向けて書こうとしていたが書けなかった
7月の投稿企画「文披31題」に向けて書こうとしていたが書けませんでした。
遅れての参加もOKだそうなので、もしかしたらもしかするかもしれません。


……という感じでした。
「こりゃ1年ごとに振り返ればいいわ」と思える密度の薄さです。1ヶ月に1つは何かしらここに書けるアクションをしようとしていたのですが、なかなか難しい。1月と5月の投稿も過去作の再録みたいなものですし。

下半期はというと、9/13の文学フリマ大阪14、11/8の文学フリマ東京43に出店します。大阪まではちょうどあと2ヶ月ですね。なんか焦ってきた。
また、何年かちまちま書いているものが佳境に入ったので、今年のうちに初稿を完成させたいです。読み直しも終わったらカクヨムに載せる予定です。
あとは次につくる本をぼんやり決めたり、長めのものを書きはじめたり、短いものもぽろぽろ書いたりしていきたいです。言うだけ言う。

それでは、まずは9月に大阪でお会いしましょう!
イベントの告知はブログやSNSでおこなっていくので要チェックです。