2016年3月10日木曜日

テキレボ3お知らせらせ

 藤枝です。

 いよいよ迫ってきましたテキレボ。夕暮れガーネットが何をする予定なのか、改めてお知らせさせていただきます。
 まずはお品書きをどん。


 頒布品が少ないゆえ背景がよく見えますね。初参加ってこんな感じなんでしょうか。

 上にありますようにブースは【B-52】です!


●『スピラーレ』
 新刊というかなんというか、当サークルが初めて制作した本です。このテキレボが初陣! 上にありますようにイタリア〜中欧風異世界を(以下略)な一冊です。
 企画「滅亡探訪」に参加しておりますよ!
 収録作品は5つです。斜体で本文からちょこちょこと抜き出してみました。

「ホーフレアにて」*
 山間の町にやって来たヨアン。深い緑の瞳をもつリッケと出会うが……

 リッケはくすりと笑い、ヨアンの顔をのぞき込んだ。あまりにもまっすぐリッケの眼差しが刺さってきて、ヨアンは少しどきりとした。
「だったらまた会おうよ。あの橋にいるから、いつでも来て。ね?」

「冬をこえて」*
 疫病に村を襲われ家族を失ったルーカは、“魔法使い”と呼ばれる隠者の噂を聞いた。


 その人は琥珀色の瞳でじっとルーカを見た。えぐるように鋭く、それでいてゆっくり手探りをするような眼差しは、彼に村近くの林で見た蛇を思い出させた。

「晩夏の手向け」
 剣士のゾントと楽師のビノエ、兄弟が出会った過去と幻。


 ビノエが〈歌ふいご〉の蛇腹を押さえる留め具を外し、枠の帯に手を通した。耳を澄ませ、息を吸い、目を遊ばせる。満ち満ちた緑と失われかけた日々の名残りが、確かに彼に応えたようだった。

「星影の標」
 古に紡がれた聖なる言葉を探し、ミシュカは小さな旅に出る。


「いま仰ぎます、いとも麗しき天地の母よ。命の環に微笑みを、栄えの歌に口づけを」
 頭の中でゆっくりとなぞった言葉が、輝き、天へ昇るのを思い浮かべる。最後の一つが瞬いて消えるのを見届け、ミシュカは男に髪の房を返した。


「春へゆく風」
 薬を売って旅をするメアリアと先生はサンゲルジュという町に着く。

 葡萄色の衣は人の目をよくひいた。後ろから声をかけてきたり、先生を認めるなり寄ってくる客も少なくない。竪琴を抱えた楽師はあかぎれに効く膏薬を求め、酒場から出てきた歌い手は喉を潤す蜜を買ってゆく。


 *印のついたものはこちら http://taskey.me/users/shino_fjed で読むことができます。試し読みしてくださった方もいるようでにこにこしております。
(ちなみにちなみに、taskeyでは他にもジャンルごちゃ混ぜの掌編? 短編? の盛り合わせと、ダークなファンタジーの長編をのんびり載せております。)


●無料配布vol.1
 素っ気ない名前です。仮名とかいうレベルでもない気がします。
 ぺらっとコピー用紙一枚です。見開きのファンタジー「遠き歌声」とサークル情報を載せております。お試し版のついた名刺という感じです。
 「本は買わないけど無配は欲しい」という方、何を遠慮することがありましょう。お気軽にお気楽に手にとっていただければと思います。


 という感じでやってみようと思っております。
 ツイッターでもぽこぽことお知らせを続けていくのでチェックしてみてくださいね。
 それではそれでは。B-52・夕暮れガーネットで藤枝と握手。

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