2022年12月17日土曜日

アテクシたちの2022と2023の話

 そうか、ブログに書くような長文をあまり思いつかないから自然ブログを更新しないんだな、と今さら気づきました。ということで2022年を振り返ってみます。

【書いたお話】

「夢幻の松籟」
大正時代風オカルト譚『太承錦府オペラ・オクルタ』(以下、『太オペ』)第3幕/約12,300字

大正時代風ふしぎ小話/約1,400字

『太オペ』第4幕/約15,800字

「キューのエレジー」(以下、「キュー」)
どんより自称SF/約39,700字

・「廃伽藍の窮鼠」(仮題。以下、「窮鼠」)
魔法多め短編/書きかけ。文フリ東京36で頒布?

 西洋風のファンタジーがほぼない〜〜〜!(ずごげーん)
 おととしは「ぜ、全部ファンタジーだ〜!(ずげーん)」(去年のふりかえり記事からの孫引き)だったというのに驚きです。というか大正時代風を書き過ぎました。書きたかったので仕方ないですね。

 「キュー」では企画「文披(ふみひらき)31題」に参加させていただきました。が、企画で書くにしては暗い仕上がりになりました。気づいたらそういう展開になってた……どうして……。去年あたりからこういう「いつの間にか(巧拙優劣ではなく後味というか雰囲気が)悪い方向に転がってる!」みたいな事態が起きてるのでなんとかしたいです。悪くする時は悪くするという意志をもってきちんとやりたいです。

 そしてご無沙汰だったツケが回ってきたのか、猛烈に西洋風ファンタジーを書きたくなって「窮鼠」に着手しました。主人公は過去作に登場したある魔法使いです。

 あとですね、文芸誌『みのまわり vol.5 鏡』に合計3本を寄稿させていただきました。編集部の皆さん、今回もお世話になりました! お話の内訳は大正時代風短編「破鏡譚」と、姿見と古着屋をそれぞれモチーフにした掌編です。冊子は11/20(日)の文学フリマ東京35で頒布されたほか、次回以降の「みのまわり」さんの出店でも在庫のある限りお求めいただけると思います。



 でもって来年の活動予定は……

 5/21(日) 文学フリマ東京36 に出店します!!!

 新刊の候補は「キュー」と「窮鼠」(か他の西洋風ファンタジーのクラフト紙中綴じ冊子)です。後者は今の時点ですでにモノ的に具体性がありすぎて面白いですね。どっちとも決められずに「キュー」の推敲と「窮鼠」の執筆を並行して進めています。卯年に向けてばっちり二兎を追っています。もしかしたら理性を失ってダブル新刊をきめてしまうかもしれません。

 イベント参加の予定は現時点で文フリ東京36のみですが、いつかオンラインイベントにも出たいなーと思っています。通販もやってはいるものの、頒布の機会をじわじわ増やしたいところです。

 あと言うのはタダなので言うと、東京以外の文フリにも出たいです。そしてさらに言うと……合同誌?(呼び方が合ってるか不明)にもっと寄稿してみたいなあ……。アンテナの張り方がめちゃくちゃ下手で、「いよいよ明日開催/頒布です!」みたいな告知で存在を知るパターンが多いです。Twitter上の投稿企画もチェックしていきたいです。

 カクヨムへの投稿は、『太オペ』をあと1本書いて第1部を完結、他に10,000字ぐらいのを1本は載せる予定です。『太オペ』は投稿済みの4幕分だけで5万字以上あるので、本にした時のボリュームに今から恐れおののいています。書かぬ話の本算用。のど何ミリ?



 ……という感じで、今までの「書く・参加する」をもっと掘り下げるというか多面体にしていくというか、そういう動きをできたらいいなあと思っています。それでは!

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