こんにちは。藤枝です。
もう少しブログを更新したいなあと思いながら、イベントの時か年末にしか更新しないことがほとんどです。
もう少しブログを更新したいなあと思いながら、イベントの時か年末にしか更新しないことがほとんどです。
さっそく本題ですが、
夕暮れガーネットは11/23(日)東京ビッグサイトにて開催の文学フリマ東京41に出店します!
ブースは南3・4ホールにある【い-61】となります。もう片方の南1・2ホールよりも上の方の階みたいです。
弊サークルのイベント参加は、去年12月の文フリ東京39以来になります。
今回のおしながきはこちら。頒布物が過去最多となりました。
そしてwebカタログはこちら。すでに「気になる!」を押していただいており嬉しいです。
そしてwebカタログはこちら。すでに「気になる!」を押していただいており嬉しいです。
どの本も無料配布も取り置きを随時受付中です。ご希望の方はX(旧Twitter)のDM、メールなどでご連絡ください。
以下、個々の頒布物の紹介です。
①新刊『短編集Ⅱ プロムナード』
文庫判 82ページ 300円
再録短編集第2弾
再録短編集第2弾
2年半ぶりに新刊が登場です!(どんどんぱふぱふ)
合同サークル誌で書かせていただいたお話や、投稿サイトに載せたお話など、全8編を収録しました。
ジャンルの内訳は西洋風ファンタジー6・現代ファンタジー1・SF1です。
軽く目を伏せるような、少し寂しいお話が中心です。また、あちこちにちょっとずつ美術要素があります。
2年ぐらい前から作ろうと思っていたものがついに発行となりました。長かった。
〈収録作品〉
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。
燐の夜
西洋風ファンタジー/燈・冬・別離
西洋風ファンタジー/燈・冬・別離
天秤通りの霊験
西洋風ファンタジー/画家が見た一陣の奇蹟
西洋風ファンタジー/画家が見た一陣の奇蹟
勇者の肖像
西洋風ファンタジー/とどめおくもの
現代ファンタジー/2021年の孤独と暴力
つまびき
西洋風ファンタジー/こんなところに森があっただろうか
西洋風ファンタジー/こんなところに森があっただろうか
男は約束もなしに訪ねてきた。男と呼ぶには若く、村で成人の儀式を済ませたばかりのように見えた。多少名の通った先生方なら門前払いするだろうが、おれは男を迎え入れることにした。急ぎ描かねばならないものもなければ、子どもたちに教えに行く予定もなかったからだ。(「勇者の肖像」)
書き下ろしはないのですが、あちこちに載ってるものをまとめて読めるっていいよねという気持ちと、ここ何年かの記録にもなるしねという気持ちで作りました。(掲載済みだけど『プロムナード』には載ってない、というお話もあります。)
短いのをたくさん読みたいぞという方は、再録短編集第1弾『春の夜のステラビナリア』もあわせてチェックしてみてください↓
②『短編集Ⅰ 春の夜のステラビナリア』
文庫判 86ページ 300円
再録短編集第1弾
こちらも、寄稿させていただいたり投稿サイトや無配に載せたりしたものを集めた短編集です。
全8編のジャンル内訳は、ファンタジー4・現代2・SF1・旅行記1です。
雰囲気としては切ない感じのお話が多いです。すっきりハッピーなやつはほとんどありません。
〈収録作品〉
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。
現代/冬、先輩と私の届かない物語
ブラチスラヴァで三時間
旅行記/スロヴァキアに行った時の話
SF百合/戦うヒーローとカフェ店主の話
遠き歌声
西洋風ファンタジー/風と喪失
ファンタジー/“青百合がいたらそっと逃げるんだよ”
カシー・ルルーとの燦たる午後
西洋風ファンタジー/きみは鏡の中で宝石を嚥下する
西洋風ファンタジー/竜・靴・怒り
ロスト
現代/美術館・鍵・息苦しさ
③『スピラーレ』
文庫判 70ページ 300円
連作西洋風ファンタジー
穏やかで澄んだ、うっすらと翳りのある5編を収録。違う時代の違う場所の人々がうろうろします。
※終売予定と取り置きについて※
在庫が残り10部未満となり、増刷せずに終売とする予定です。
今回、会場には全ては持ち込まず、残りは次のイベントや通販にとっておく予定です。取り置きも随時受付中なので、ご希望の方はX(旧Twitter)のDM、メールなどでご連絡ください。
万が一、在庫と同じ数の取り置き依頼を頂いた場合は、その時点で終売となります。状況はXやこの記事でお知らせ予定です!
(11/23追記)取り置きでない通常頒布は予定どおりの部数おこないます!
〈収録作品〉
●印がついた作品は、タイトルのリンクから全文試し読みできます。
山間の町にやって来たヨアン。深い緑の瞳をもつリッケと出会うが……
疫病に村を襲われ家族を失ったルーカは、“魔法使い”と呼ばれる隠者の噂を聞いた。
晩夏の手向け
剣士のゾントと楽師のビノエ、兄弟が出会った過去と幻。
星影の標
古に紡がれた聖なる言葉を探し、ミシュカは小さな旅に出る。
春へゆく風
薬を売って旅をするメアリアと先生はサンゲルジュという町に着く。
④『歪樹のスフェン』
〈あらすじ〉
スフェンの魔力はある出来事を境に歪んでしまった。失意に倒れた彼は旅の魔法使いエリアのもとに身を寄せる。二人が過ごした秋の温かな物語。
細かく書きつけた紙片をスフェンに渡しかけ、エリアが小さく声をこぼした。紙片に息を一つ吹きかけ、「失礼」と言って改めてよこしてくる。スフェンが受け取ると術が動きだした。どこまでが一文字かも分からぬ羅列が黒い丸に変じた後、細い糸にほどけて見慣れた文字をつくる。書きつけは〈のぞき〉に必要な品の一覧で、スフェンが授業で使ったことのあるものもあれば、植物か動物かさえ分からないものもあった。
雨のち晴れ、穏やかな気持ちで読み終えられそうなお話です。
ちなみに、表紙にはマーメイドという紙を選びました。スケッチブックのようなざらりとした手触りがgoodです。
⑤『キューのエレジー』
文庫判 136ページ 500円
どんより暗い自称SF(舞台は現代)
全文試し読みはこちらから
〈あらすじ〉
恒樹はある日、異星人の旅行者をホストとして迎えることになる。九洞と名乗るその“ひと”は三年前に消えた後輩と同じ姿だった。暗く垂れ込める夏の物語。
「わたしは天の川銀河ではない、他銀河にある星から来ました」タギンガ、と恒樹は口に出した。「小さくて、これといった特徴もないところです。それでも様々な規模で意見がぶつかります。一つの銀河に何千億もの恒星があり、その何割かに生命が暮らし、いくつもの共同体や宗教があると思えば、多少の意見の違いには鈍感になってきます――よくも悪くもですが。わたしの星でも、星を開くと決まった時はかなり混乱がありましたが、今はなんとかやっています。なので地球もきっと大丈夫だと思います」「そうだといいですね。本当に」
ファンタジー中心の弊サークルにおいて異色の自称SF。蕎麦屋のカレー的な人気を維持しています。
読後感は全然すっきりしません。
ちなみに、表紙にはパールスノープラチナという紙を選びました。細かなきらきらが入っていてgoodです。
⑥無料配布『ひづめだより vol.9』
A5判 4ページ 無料
見開き短編とサークル情報が載ったペーパーです。
今回も今回とて家のプリンタで印刷予定です。このブログを書いている時点では、第1バージョンを書き終えたところです。
「本は買わないぞ」という方も遠慮なくお持ちください。
今回は11月23日の開催なので、勤労に感謝しながら参加しようと思います。
X(旧Twitter)やくるっぷでも告知をおこなう予定なので、ぜひチェックしてください!






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